読谷沖で36キロ、アーラミーバイ


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5月22日、読谷沖で36.16キロのアーラミーバイを釣った識名陽之さん

 名釣沖縄支部会員の識名陽之さんはフカセ釣りをメインに釣りをしていたが、1年半前から船釣りにも行くようになり、同船者が目の前で15キロのミーバイを釣るのを見てから火がつき、大物釣り用タックルをそろえた。

 5月22日も釣り仲間に誘われて、読谷村都屋漁港から出船。お昼すぎまでグルクンを釣った。午後になって釣ったグルクンを餌に大物仕掛けを何度か下ろしたがアタリ無し。新しい餌に付け替えて下ろし、アタリを待っているといきなり竿(さお)が引き込まれ、リールから糸が引き出され、巻くことができない。リールのギアをローに入れて巻き上げると、下に潜ろうとしていた魚が前方に向かって泳ぎ出したので、強引にリールを巻き、魚を根から引き離した。巻いては出されを繰り返し、数分後に海面を割って浮いたのは識名さんにとって初の大物となる36.16キロのアーラミーバイだった。あーき丸(電話)090(7586)3897。

 5月27日から29日にかけて、本島、宮古島、石垣島を会場に第16回カーエー沖縄王座決定戦が開催された。3会場合計で141人が参加、夜中は大雨が降る悪天候にもかかわらず、検量者29人、40センチオーバーが18匹と盛り上がった。主な結果は次の通り。

▽1位 上間賢司 2.07キロ、42.8センチ 本島会場

▽2位 宮城亮作 1.85キロ、45.7センチ 本島会場

▽3位 宮平祐二 1.80キロ、44.0センチ 宮古会場

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

29日、カーエー沖縄王座決定戦で42.8センチ・2.7キロのカーエーを釣って優勝した上間賢司さん
25日、熱田海岸で45.5センチ・1.7キロのカーエーを釣った玉城駿さん(沖縄桜會)

29日、那覇一文字で72.5センチ・4.47キロのウムナガーと72センチ・4.4キロのタマン他を釣った原田竜百さん
28日、読谷海岸で119.5センチ・10.18キロのオニカマスを釣った比嘉あきのさん

29日、知念海岸で39センチ・1.13キロを筆頭にカーエーの数釣りをした上原彰太さん
29日、宜野湾海岸で66.5センチ・3.79キロのタマンを釣った金城真裕さん(東海釣り倶楽部)

29日、石川漁港で123センチ・27.1キロのロウニンアジを釣った伊波雄太さん
28日、宜野湾海岸で45.7センチ・1.84キロのカーエーを釣った宮城亮作さん(左) と39.5センチ・1.38キロのカーエーを釣った普久原優樹さん

29日、石垣島八島海岸で62.5センチ・4.56キロのミーバイを釣った砂川麗さん
28日、宮古島で44センチ・1.8キロのカーエーを釣った宮平祐二さん