宝塚医療大学が開校1年延期 学生寮建設遅れが影響 宮古島市に開学予定


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宮古島キャンパス開学延期を座喜味一幸市長(右)に報告する宝塚医療大学の小原教孝統括長=5月17日午前、宮古島市役所

 【宮古島】宮古島市城辺の旧城辺中学校跡地に宮古島キャンパス開学を予定していた宝塚医療大学(兵庫県・岸野雅方学長)は5月17日、開校を1年延期すると発表した。学生寮の建設資材供給が遅れていることが要因。

 観光学部の1年生キャンパス開校を2023年4月に予定していたが24年4月に延期する。17日、宝塚医療大学の小原教孝統括長らが市役所を訪ね座喜味一幸市長に報告した。

 小原統括長は「24年には確実に開設できるよう万全の体制で準備を進めたい」とした。座喜味市長は「人材育成、地域活性化も期待されている。(これ以上)遅れないようにしてほしい」と求めた。

(佐野真慈)