ドル紙幣、琉球切手…当時を懐かしむ 復帰50年、西原町で写真展 20日まで


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 【西原】「西原町本土復帰50周年記念事業写真展~そして未来へ~」が西原町町民交流センター町民ギャラリー(西原町役場内)で開催されている。20日まで。23の企業や団体、20人の個人から提供された写真や資料を展示している。

 崎原盛秀町長は「復帰前後から現在までの文化や町の変遷の歴史をアーカイブ化し、次代を担う若い世代に伝えるいい機会になればと思う」とメッセージに記した。

 小那覇出身の祝嶺定子さん(86)=那覇市=と新川代利子さん(69)=我謝=の姉妹はドル紙幣を見て「日本円はお札のサイズが違うので財布を買った。琉球切手の羽衣や貝シリーズなどを、ハワイの親戚へ送る航空便によく貼った」など思い出を共有していた。

 写真展は入場無料。時間は午前8時30分~午後7時(土日祝日を除く)。

(小波津昭子通信員)