玉城知事の「ゼレンスキーです」発言に抗議決議 浦添市議会が可決


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浦添市議会と市役所(資料写真)

 【浦添】玉城デニー知事が県の有識者会議で「(ウクライナ大統領の)ゼレンスキーです」と発言した問題で、浦添市議会(比嘉克政議長)は7日の本会議で、発言に抗議する決議を市政与党の自民、公明などによる賛成多数(19人)で可決した。野党の共産2人は反対し、野党系5人は退席した。

 知事の「ゼレンスキー」発言に対して県内の市町村議会で抗議決議が可決されるのは初めて。決議では、知事の発言について「県民を代表する知事としての節度を超えた、誤解を招きかねない失言であり看過できない」と厳しく批判した。

 決議は市政与党や与党系無所属議員などが提出した。決議は今後、県に郵送する。
 (吉田健一)