夢をかなえるために必要なことは?県内陸上長距離界をリード、濱崎さんが小学校で講話


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自分の夢に向かって経験したことを語る講師の濱崎達規さん=5月30日、豊見城市立豊見城小学校

 【豊見城】豊見城市立豊見城小学校(佐久本広志校長)は5月30日、6年生と5年生向けに、沖縄県内の長距離界をリードしてキャリア形成を続けている濱崎達規さんを講師に迎え、講話を行った。濱崎さんは自らを「ハマちゃん」と名乗って児童らとの距離を縮める工夫をしながら話を進めた。

 夢をかなえるための円グラフを示し自尊心が53%、行動が40%、技術は7%であることから、一番であるとかうまいということよりも、なりたい自分に向かって行動することが重要であるとした。好きなこと、やりたいことを見つけて「なりたい自分に向かって毎日コツコツ続けることの大切さ」を説いた。目標に向かっていると必ず挫折や失敗がある。しかし夢を諦めないことが大切とも説いた。

濱崎 達規さん

 児童からの「濱崎さんは夢を諦めそうになったことはありますか?」との質問に対して「めちゃめちゃ良い質問だね。たくさんあった。それでも諦めずに続けていこうと決心することが夢をかなえることにつながる」と応じた。

 別の児童から「夢を諦めそうになったとき心の支えになったものがありますか?」の質問に「お父さん、お母さん、子ども、友人などが心の支えになる。支えてくれる人だけでなく待ってくれている人がいる。子どもが生まれたというのも大きな支えになる」と答えた。

 最後に代表して6年生の児童が講師にお礼の言葉を述べた。
 (喜屋武幸弘通信員)