中部の農業発展へ智恵絞る 3年ぶりに改良普及推進協議会を開催


社会
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中部地区の農業の発展に向けて話し合う関係者ら=5月31日、沖縄市農民研修センター

 【中部】中部農業改良普及センターは5月31日、2022年度の中部地区農業改良普及推進協議会を沖縄市農民研修センターで開いた。県や中部の各市町村、農業関係団体から約30人が参加し、農業の発展のために情報交換した。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。同センターの神村亜矢子所長は「たくさん集まってうれしい。知恵を出し合いましょう」などとあいさつした。

 会議では同センター農業技術班の伊志嶺正人さんがサトウキビをテーマに活動報告した。6月末からかん水が有効だった例や、ゆがふ製糖(うるま市)がスプリンクラーを導入した例などを紹介した。

 新規の就農者の育成や定着支援についての意見交換会も開かれた。
 (古川峻)