嘉手納基地、外来機含む戦闘機30機が相次いで訓練 騒音最大102.7デシベル、夜間の飛行も


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訓練を終え米軍嘉手納基地に帰還したFA18Eスーパーホーネット(手前)。左翼先端には実弾を表す黄色と赤色の帯が確認できるミサイルを搭載している=8日、米軍嘉手納基地

 【中部】米軍嘉手納基地で8日、同基地所属のF15戦闘機や1日に飛来した米国ハワイ州ヒッカム空軍基地所属のF22Aラプターステルス戦闘機など、約30機が相次いで訓練を実施した。着陸を想定し、滑走路を低空飛行するロウアプローチなどを実施したとみられる。嘉手納町によると午後0時32分、ロータリープラザ局で最大102・7デシベルの騒音を観測した。

 目撃者によると午後7時頃には米本国海軍基地所属の電子作戦機EA18Gグラウラー2機が離陸するなど、夜間飛行も確認した。同機と米海軍原子力空母ロナルド・レーガン艦載機のFA18E、Fスーパーホーネットには空対空ミサイルの実弾を搭載している様子も確認したという。

 同基地には1~2日にかけて、30機以上の外来機が飛来した。
 (名嘉一心)