県立校の教員試験志願者321人減 前年度比 沖縄県教委は特別選考など導入へ


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 沖縄県内の公立小中高校や特別支援学校などの教員志望者を対象にした県公立学校教員候補者選考試験の本年度志願者は2869人で、前年度と比べ321人減少した。志願者は減少傾向にある。県教委は本年度から小学校受験者を対象に、他都道府県の現職教諭や県内の教諭経験者への特別選考を導入するなど、志願者確保に注力する。

 9日の県教育委員会会議で学校人事課が報告した。

 内訳は、小学校845人(前年度比91人減)、中学校914人(同79人減)、特別支援学校166人(同24人減)、養護教諭170人(同23人減)、高校774人(同104人減)だった。
 (吉田早希)