FC琉球、外国人監督を起用へ 喜名氏の後任、今週にも発表


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 サッカーJ2のFC琉球は9日までに、外国籍の監督を迎え入れる方針を固めた。倉林啓士郎社長が外国籍の新監督を起用することを明言した。早ければ今週中にも正式発表する予定。FC琉球は次戦でリーグ折り返しの第21節を迎えるが、通算成績は3勝11敗6分けの勝ち点15で最下位の22位に甘んじている。新たな指揮官の就任で、苦境にあるチームが浮上のきっかけをつかめるか注目される。チームは成績不振を理由に、6月6日付で喜名哲裕監督を解任した。新監督が決まるまでは倉貫一毅ヘッドコーチが指揮を執ることになっている。

 喜名氏の解任について、倉林社長は「つらく難しい判断をしないといけなかった。Jリーガーで県出身初の監督ということで3年ぐらいは任せたいという気持ちがあった」と胸の内を明かした。チームは同日、ブラジル出身のMFケルヴィンの加入を発表した。
 (大城三太)