教育

「1人1人の個人史に価値がある」川平さん親子がつないだ終戦から復帰の記憶 ラジオ番組でセミナー

番組などへの思いを語る川平朝清さんの話を中継で聞く人たち=11日、那覇市の県立図書館

 戦後沖縄最初のアナウンサーの川平朝清さんらが出演した東京のFM局J―WAVEのラジオ番組「GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA」に関するセミナーが11日、横浜市で開かれ、那覇市の県立図書館でもオンライン中継された。

 同番組は2019年6月23日に放送された。終戦から沖縄の日本復帰までを報道する立場だった朝清さんの体験や感じたことを、息子のジョン・カビラさんのインタビューで伝えた。同番組は県立図書館でもストリーミングで視聴できる。

 セミナーでは同番組を流した後、出演したカビラさん親子と同局の高知尾綾子さんがパネル討議をした。朝清さんは「自身の父母や祖父母の話をどのくらい聞いているのか」と若い世代に投げかけた。ジョンさんは「一人一人の個人史を聞き取る行為に価値がある」と強調した。高知尾さんは「上の世代の人々の話を残すのが放送の使命だ」と述べた。

 今回のセミナーは放送番組センターが主催した。同センターは26日午後1時半から県立図書館で「放送アーカイブで語る沖縄の今」と題したセミナーを開く。県内民放の関係者が登壇して、番組制作への思いなどを語る。入場無料(先着40人)で15日までの事前申し込みが必要。オンライン配信もある。問い合わせは同館(電話)098(894)5858。
 (塚崎昇平)



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