カメとふれあい、海の幸に舌鼓 2年ぶり開催「うみんちゅみなとピクニック」 読谷・都屋 


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
タッチプールでウミガメを触る子どもたち =5月22日、読谷村の都屋漁港

 【読谷】読谷村漁業協同組合(前泊克昌組合長)主催の「うみんちゅみなとピクニック」が5月22日、同村の都屋漁港で2年ぶりに開かれた。

 人気のカツオとマグロの刺し身やミジュンのから揚げなど、300食限定の手作りごはんセット販売に長蛇の列ができた。マグロの解体ショーや魚さばき体験など、多くの家族連れが楽しんだ。モズク漁師の渡嘉敷亘さんが、とれたての生モズク300キロを来場者に無償提供した。

 ウミガメを直接触れるタッチプールを体験した浦添市立港川小学校6年の上原遥真さん(11)は「甲羅がヌルヌルしていた。こんなに近くでウミガメを見たのは初めて」と笑顔で話した。前泊組合長は「私が組合長になって初めての開催だが、ウミンチュのチームワークが良い。コロナ禍だが工夫しながら開催を継続していきたい」と述べた。

 うみんちゅみなとピクニックは毎月第4日曜日開催で、次回は6月26日の正午から開催予定。問い合わせは(電話)098(956)1640。

(喜納高宏通信員)

多くの来場者でにぎわった「うみんちゅみなとピクニック」