レスリング、鶴田が世界選手権へ グレコ97キロ、プレーオフで勝利


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鶴田峻大

 レスリングの世界選手権(9月・ベオグラード)代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権大会第1日は16日、東京の駒沢体育館で行われ、男子グレコローマンスタイル97㌔級プレーオフで鶴田峻大(沖縄尚学高出、自衛隊体育学校)が仲里優力(北部農林高―日体大出、佐賀県スポーツ協会)に3―1で勝利し、代表の座をつかんだ。

 昨年12月の全日本選手権で頂点に立った鶴田は、選抜決勝で仲里に敗れたため、世界選手権出場を懸けたプレーオフが行われた。鶴田は第1ピリオドに背後を取ってから力強く引き上げ投げを打って2点を追加し、3―0とリードした。その後、仲里が攻勢に出たが、鶴田は第2ピリオドも耐え抜き逃げ切った。
(謝花史哲)