持続可能な開発目標(SDGs)を推進する企業・団体のネットワーク「OKINAWA SDGsプロジェクト」(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)は17日、本年度の皮切りとなるキックオフプログラムを那覇市泉崎の琉球新報ホールで開いた。
OSPに参加するパートナー企業やボランティアの大学生ら約80人が参加し、ワークショップを通してSDGsの達成につながる企画案を考えた。
2020年に始まったOSPの活動は3年目に入った。パートナー企業は66社となり、発足時の16社に比べ約4倍に増えた。キックオフプログラムでは新規のパートナー企業を紹介し、年間計画なども共有した。
ワークショップでは参加者が6~7人ごとにグループを作り、気になる社会問題を出し合った。各企業・団体の商品やサービスを社会課題改善に効果的に融合させる提案などが行われた。
ワークショップ後、OSPの事務局を務める「うむさんラボ」の比屋根隆社長が登壇し「これだけの世代を超えた異業種が集まり、大きな可能性を感じる。NPOや行政も入ってつながり合い、沖縄が良くなるプロジェクトを生み出したい」などと語った。(古堅一樹)