
サッカー明治安田J2第22節第1日の18日、FC琉球は岡山市のシティライトスタジアムでファジアーノ岡山と対戦し、0―1で敗れ3連敗となった。2試合連続で後半ロスタイムに失点し黒星を喫した。
前半は互いに攻防を繰り広げたが0―0で折り返した。後半は琉球が攻める場面が多かったが1点に届かなかった。後半ロスタイムに猛攻を受け、最後はセットプレーからつながれ失点した。岡山は後半途中から徳元悠平が出場した。通算成績は3勝13敗6分けで勝ち点15、順位は最下位22位のまま。
次戦は26日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム町田ゼルビアと対戦する。
2試合連続後半ロスタイムの失点で敗れ、3連敗の琉球。選手にとってもチームにとってもショックは大きく、動揺は隠せない。長崎との前節は1―1から点を奪いにいったところをカウンターで突かれた。今回は0―0から岡山にセットプレーを与え、全員が守りを固めながらもフリーの選手に押し込まれた。
決して悪い内容ではなく決定機もあった。前半は左の野田隆之介が、右でフリーのケルヴィン・マテウス・デ・オリヴェイラへとつないだが、得点は届かなかった。後半は琉球が押す展開だったがゴールが遠かった。
コーナーキック数は琉球4本に対し、セットプレーで強さを誇る岡山は9本。しかし、琉球は守備陣を中心に体を張ってはじき返しこれまでとは違った徹底マークで耐え抜いていた。
ほんの少しの取りこぼしで敗者へと突き落とされる現状を突き付けられている。勝利から遠ざかり、疲労感が漂う。それでも、アウェーの地まで足を運ぶサポーター、ホーム戦を欠かさず観戦するファンらのためにもファイティングボーズをとり続けるしかない。
(大城三太)
(2)Cスタ(岡山1勝1分け)
岡山 9勝8分け4敗(35)
1―0(0―0,1―0)
琉球 3勝6分け13敗(15)
▽得点者 【岡】 宮崎幾(1)
▽観客 6251人
前向くしかない
倉貫一毅監督(琉球)の話 非常に悔しい敗戦。ゲームの内容自体は悪いと思ってないが、前節に続いて最後の最後にやられてしまった。なかなか守備を修正できなかった。チームとしてタフにならないといけない。前を向いてやるしかない。