洋酒と焼酎部門で金賞 石川酒造場 東京ウイスキーコンペ


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ウイスキーのコンペティションで洋酒と焼酎部門の金賞を報告する石川酒造場の平良昭社長(中央)、平良寛進氏(左)、銘苅淳氏=21日、那覇市泉崎の琉球新報社

 アジア最大級の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022」(同実行委員会主催)がこのほど開かれ、石川酒造場(西原町、平良昭社長)が洋酒部門と焼酎部門で金賞を受賞した。

 金賞を受賞したのは、洋酒部門が7月1日発売の「ネイビーストレングス クラフトジン 甕(かめ)フィニッシュ」(アルコール度数57度、500ミリリットル、1万4280円)、焼酎部門が「琉球泡盛 玉友 甕仕込み5年古酒」(同43度、720ミリリットル、3200円)。

 「ネイビー―」は同社によると世界初の甕貯蔵のクラフトジン。果物やスパイスを原材料に使用しており、甕に貯蔵することで熟成されてまろやかになった。

 「玉友―」も甕で仕込む昔ながらの製法で、メープルシロップのような甘い風味が泡盛のうまさを引き立てている。

 平良社長は「泡盛メーカーの製品が県外でしっかりと評価されたことがうれしい。より泡盛の魅力を世界に発信したい」と話した。問い合わせは同社(電話)098(945)3515。 (小波津智也)