115人の名前を琉歌に詠む 「姓名讃歌」展、那覇で27日まで


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展示会「琉球と三線―姓名讃歌」への来場を呼び掛ける伊礼正さん(左)=24日、那覇市泉崎の琉球新報社

 交流のある人々の氏名を取り入れて琉歌を詠む活動を40年近く続ける伊礼正さん(69)=うるま市=の展示会「琉球と三線―姓名讃歌」が24日、那覇市泉崎の琉球新報社1階エントランスで始まった。新報アートルネッサンスの一環で27日まで。

 芸能関係者を中心に、交流のある115人の氏名を基に詠んだ琉歌をパネル展示している。伊礼さんも野村流音楽協会/湛水流三線技能伝承者・師範を務める。琉歌について「それぞれの人の性格や芸に懸ける情熱などを込めている」と話した。

 会場でうるま市の特産品のモズクも販売している。26日午後2時から会場で舞踊公演もある。問い合わせは伊礼さん(電話)090(7473)9332。

(宮城隆尋)