玉城デニー知事のコロナ感染に関する28日の記者会見で、県と報道各社のやりとりは次の通り。
―親族からの感染とする根拠は。
糸数公保健医療部長 知事は親族とマスクなしで1時間半程度接触した。親族が先に発症し陽性が確認され、がい然性としては親族から知事に感染したと考える。
―知事などが感染した場合の定めはあるか。
池田竹州副知事 知事の感染時の特別な定めはない。感染程度によりさまざまだ。リモートで指示や決裁もでき、場合によって対応する。
―執行部から連絡なく、議会が始められたことに批判もある。
嘉数登知事公室長 議会終了後、保健医療部も交え、正確な情報で議会に連絡することが望ましいと判断した。
―知事の議会出席を適切と考えるか。
糸数部長 濃厚接触者特定は一般の職場でしないというガイドラインがあり、特に問題はないと考える。
―(知事の親族の検査で)抗原検査で症状があっても陰性が出たことで、信頼性に疑問も出ると思う。県は抗原検査を引き続き推奨するのか。
糸数部長 感度はPCRよりは若干落ちるので、今回のようなことはありうる。県のシステムでは2回分配布している。一度陰性でも繰り返し検査できるのが抗原キットの特性で、県民にも説明したい。