東京県人会が法人化へ準備 総会で役員に若手登用 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
東京県人会の法人化へ作業を本格化することなどを決めた定期総会=6月26日、都内

 【東京】東京沖縄県人会(仲松健雄会長)は6月26日、都内の日本教育会館で第64回定期総会を開いた。2022年度の方針で法人化の準備を進め、本年度末から23年度までには一般社団法人化を実現する方向だ。

 任意団体から法人化することにより、対外的な信用力の向上に加えて財政基盤の強化を図る。

 役員改選では事務局長に豊島立子さんが就任したほか大幅な若手登用を実施した。新任理事にも若手6人が就任した。

 県人会の会員増加を進める「会員増強アクションプラン600」を本年度も推進して、会員の150人増を目標に設定した。会員増加の目的も兼ねる広報強化の一環でユーチューブやフェイスブックなどSNSの活用やメタバースの試験導入も進める。

 第7回世界のウチナーンチュ大会には積極的に参加することも決め、県人会からも「50人が参加する予定」としたほか、「沖縄芸能フェスティバル2023」を今年10~11月の土日祝日に板橋区立文化会館を候補に開催することも決めた。