キングス、新経営体制発足を報告 白木社長「沖縄を元気にしたい」


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新体制を発足させ、抱負を述べた沖縄バスケットボールの白木享社長(右から2人目)、佐々木淳取締役(右)、松原義治氏(左から2人目)、喜屋武裕乃氏=7日、那覇市泉崎の琉球新報社

 琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボールの白木享社長が7日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、新経営体制の発足を報告し「バスケットを通して沖縄を元気にしたい」と抱負を述べた。就任は1日付。

 白木氏は情報サービスのプロトソリューション(宜野湾市)の社長。同社は中古車販売の「グーネット」などを手掛ける。「ITやデジタル分野が得意で、それを駆使して経営への相乗効果を狙っていきたい」と語った。「バスケットボールが沖縄の文化の一つになれるように経営基盤を強くしたい」と目標を掲げた。

 「木村達郎前社長とはスポンサーとして10年来の付き合いがあり、共に成長してきた。経営母体を沖縄の会社にという思いがあったようで声が掛かった」と社長就任の経緯を説明した。

 佐々木淳氏、嘉手苅林作氏が取締役に就いた。沖縄アリーナ、沖縄スポーツアカデミーの社長は安永淳一氏が務める。

 キングスは5月の島根戦で沖縄アリーナに8309人を動員し、Bリーグ過去最多観客数を更新するなどリーグの人気や勢いをけん引している。
 (大城三太)