カピバラやカメと触れ合い、間近で観察できる 「とことこ広場」完成 名護・ネオパーク


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人と触れ合う、とことこ広場のカピバラやゾウガメ=6月30日、名護市のネオパークオキナワ

 【名護】沖縄県名護市の動植物公園「ネオパークオキナワ」にこのほど、カピバラやゾウガメと触れ合える「とことこ広場」が完成した。1日から4歳以上1人300円で一般利用を開始した。

 カピバラはブラジル、アルゼンチンなど南アメリカ東部の水辺の草原に生息する。とことこ広場のカピバラはラピス(雄、3歳)、ラブリ(雌、3歳)、コカピ(雄、2歳)の3頭で、人なつっこく、好奇心旺盛。なでられると気持ち良さそうな表情を浮かべるという。

 草や水草を好んで食べる。来場者は1カップ200円のニンジンをおやつとして与えることもできる。

 とことこ広場のゾウガメは年齢30歳ほどで、体重は80~100キロ程度の「アルダブラゾウガメ」。背中に乗ることはできないが、直接触れ合える。

 約100平方メートルの広場には小さなプールも設けられ、カピバラたちが水につかって休むこともあるという。

 ネオパークオキナワの山本美鈴さん(22)は「カピバラやゾウガメに直接触れ合ったり近くで観察したりして、体のつくりを学んでもらえたら」と話した。

(松堂秀樹)