【名護】沖縄県名護市の動植物公園「ネオパークオキナワ」にこのほど、カピバラやゾウガメと触れ合える「とことこ広場」が完成した。1日から4歳以上1人300円で一般利用を開始した。
カピバラはブラジル、アルゼンチンなど南アメリカ東部の水辺の草原に生息する。とことこ広場のカピバラはラピス(雄、3歳)、ラブリ(雌、3歳)、コカピ(雄、2歳)の3頭で、人なつっこく、好奇心旺盛。なでられると気持ち良さそうな表情を浮かべるという。
草や水草を好んで食べる。来場者は1カップ200円のニンジンをおやつとして与えることもできる。
とことこ広場のゾウガメは年齢30歳ほどで、体重は80~100キロ程度の「アルダブラゾウガメ」。背中に乗ることはできないが、直接触れ合える。
約100平方メートルの広場には小さなプールも設けられ、カピバラたちが水につかって休むこともあるという。
ネオパークオキナワの山本美鈴さん(22)は「カピバラやゾウガメに直接触れ合ったり近くで観察したりして、体のつくりを学んでもらえたら」と話した。
(松堂秀樹)