3年ぶりシャウト!沖縄ロック界レジェンドのステージに熱気 ピースフルラブロックフェスティバル


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3年ぶりに開催した「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」。出演した7組の演奏に盛り上がる観客ら=9日、沖縄市のコザ・ミュージックタウン(喜瀬守昭撮影)

 【沖縄】沖縄の夏を彩るロックの祭典「第37回ピースフルラブ・ロックフェスティバル2022」(同実行委員会主催)が9日、沖縄市上地のコザ・ミュージックタウンで3年ぶりに開かれた。オキナワンロックを率いてきたバンドから若手まで計7組が出演。約1200人(主催者発表)が詰め掛け、熱く激しいビートに酔いしれた。

 沖縄市ときょうだい都市の大阪府豊中市から駆け付け出演した「ソラマメです」を皮切りにスタート。「かっちゃんBAND」のステージでは元コンディショングリーンの「かっちゃん」が女性とソファに座って豪華に登場すると、会場の熱気は最高潮に。観客はロック界のレジェンドのステージを楽しんだ。

 フィリピンのマニラのバンド「PRYZM(プリズム)」は、英ロックバンドQueen(クイーン)の曲を披露。この日一番の盛り上がりを見せた。

 沖縄市から訪れた伊波敦子さん(47)は「待ちに待ったピースフルだ。やっと沖縄の夏がスタートする気分だ」と笑顔で話した。

(石井恵理菜)