「スピード感ない結果」参院選比例当選の自民・今井氏 「不可能を可能にしていく」2期目へ決意


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比例代表で当選が決まり、支持者らにあいさつする自民党の今井絵理子氏(右)=11日早朝、東京都中央区

 【東京】参院選比例代表に自民党から出馬し、2期目の当選を果たした元「SPEED」の今井絵理子氏(38)は11日早朝、東京・銀座の選挙事務所で支援者を前に「スピード感のない結果でした」と喜びにひたった。

 選挙戦では女性や障がい者、子育て世代への支援充実などを訴え、全国を回った。5月には鹿児島県の徳之島で牛から落下。骨盤骨折を負う事故によって車いすでの戦いを強いられた。

 それでも、聴覚障がいを抱えるプロレスラーの長男、礼夢さん(17)のサポートも得て、ツイッターなどのSNSも駆使しながら各地で支持を訴えた。最終日の9日には、安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件の影響を受け、街宣活動を取りやめる決断をした。

 今井氏は当確後にツイッターを更新し、「できないと思ったら負け。不可能を可能にしていく。そういう姿を子どもたちに見せたい。そして何事にも諦めない、強い日本を創りたい」と国政での決意をつづった。