エンタメは不滅よっ 物まねタレント魅川憲一郎さんが熱唱 新報女性サロン


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きらびやかな衣装に身を包んで歌を披露する魅川憲一郎さん=13日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 第97期「新報女性サロン」第1回講座が13日、那覇市の琉球新報ホールで開かれ、歌手の美川憲一さんの物まねで大人気のタレント、魅川憲一郎さんが登場した。「あたしでよければ!~講演会と言う名の歌謡ステージをお届けよっ」と題し、昭和の名曲の数々を披露した。

 1曲目は美川さんの代表曲「さそり座の女」で登場。コロナ禍でステージに立つ機会が減ったといい、久々の生ライブ。「アイシャドーは6色ぐらい塗りたくった」と気合の入れようをアピールし、会場を盛り上げた。

 「何かが起きるとエンターテインメントは排除する優先順位が上がりがちだが、消すことはできない」と強調。来場者それぞれの人生の思い出に刻まれた名曲を楽しんでもらおうと、「黄昏のビギン」や「二人でお酒を」「恋の季節」「恋のバカンス」「夏をあきらめて」などたっぷりと歌声を響かせた。

 アンコールでは、青を基調としたきらびやかな衣装に着替えて「お金をちょうだい」を歌い、最後は魅川さん作詞の「かに座のおとこ」で締めくくった。
 (中村優希)