【下地氏発言要旨】辺野古、今埋め立てた場所だけで終わらせる 出馬表明<9・11沖縄県知事選>


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米ホワイトハウス前で出馬表明する下地幹郎氏(動画投稿サイト「YouTube」から)

 ホワイトハウス前で出馬表明したのは、沖縄の運命をホワイトハウスが決めてきたからだ。ホワイトハウスと協議しなければ沖縄問題は解決しない。培ってきたエネルギーとノウハウで私はワシントンと協議できる。昨年の衆院選が終わった夜に知事選出馬を決めた。県が日本政府と、日本政府は米国政府と本気で闘っていない。私は果敢に権力に立ち向かう。

 辺野古問題を決着させる。県民の対立を終わらせる。普天間飛行場の全ての訓練が馬毛島に行くと普天間の騒音も危険もなくなる。普天間が危ないからと辺野古を認めても、軟弱地盤に触れば何十年、何兆円かかるか分からない。今埋め立てた場所だけで終わらせる。

 授業料、給食費の無償化などを進め、世界で活躍する子どもをつくるために、子どもに投資をする。PFIで社会資本整備し、民間投資誘発のために用途変更や建ぺい率・容積率を見直し、観光産業と全ての産業がベストミックスする経済をつくる。2050年までにGDP10兆円の県内経済をつくる。県民所得を400万円まで上げる。

 自民党と調整するための立候補だなどとの声もあるが間違いだ。私が出るのは沖縄ラブなんだ。今のままでは駄目だと思っているから出る。全てを懸けて、沖縄の全ての課題を解決する。その役割を任せてほしい。