ももクロ春のライブ「名護市で開催を」 23年の開催地に名乗り 「桜のまち」PR動画も制作


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
「週末ヒロイン、参上」と書かれた法被を着用して名護市をPRする渡具知武豊市長(市のPR動画から)

 【名護】4人組女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の三大ライブの一つ、「春の一大事」の2023年開催地に、沖縄県名護市が名乗りを上げた。ももクロのイメージカラーがピンクであることから「桜のまち名護」として売り込み、アピールしている。渡具知武豊市長は「名護を笑顔と桃色でいっぱいにしたい」と意欲を見せている。

 「春の一大事」は6月20日まで、開催地を全国の地方自治体から募集していた。ライブは来年4月22、23日に開催予定で、市はタピックスタジアム名護を会場に推薦している。市内のももクロファン(通称・モノノフ)、学生、事業者と行政が一体となってチームを結成し、PR動画を制作した。

 渡具知市長は「週末ヒロイン、参上」と書かれた法被を着用して動画に出演した。市内の桜の老木化が進んでいる現状に触れ、「市民が一丸となって保全活動をしている」と説明。「まちに元気を取り戻すためにも、ライブを開催し、桜の植樹もしていただきたい」と訴えた。

 「春の一大事」の公式サイトによると、過去の開催地では、地元事業者とのコラボ商品の開発、ご当地キャラクターとのコラボなどを実施している。
 (長嶺晃太朗)