エアコンつける時間増やして「暑さ、学習に支障」調査実施した沖縄の高校生が県教育長に要請


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半嶺満教育長(左端)に要望書を手渡す那覇高3年の平良吉志登さん(中央)、翁長江梨香さん=22日、県教育庁

 沖縄県立高校の生徒を対象に、学校の空調稼働状況アンケートを実施した那覇高3年の平良吉志登(よしと)さん(17)と翁長江梨香さん(17)が22日、県教育庁に半嶺満教育長を訪ね、調査結果や稼働時間の拡大などを求める要望書を手渡した。

 稼働状況が良好ではなく、学習に支障が出ている状況を訴え、(1)早朝講座30分前の稼働(講座がない場合は朝自習する生徒のため申請があり次第稼働)(2)生徒から申請があった学級は原則午後6時まで稼働を認める(3)稼働開始条件の根拠となる通知内容の変更―の3点を挙げた。加えて、県立高校の学習環境の改善・向上と、生徒の声を積極的に取り入れる学校運営の推進を要望した。

 半嶺教育長は「学校長とも情報交換し、よりよい学習環境づくりに取り組んでいきたい。(調査結果を)参考にさせていただく」と述べた。平良さんは「生徒の声を届けたいという思いが活動の原点。稼働基準などを学校と生徒が一体となって決める形にしていきたい」と語った。

 アンケートは22日現在で48校961人が回答。約7割が稼働状況に不満を訴えていた。

(吉田早希)