F16の配備中止を 三連協、嘉手納基地に要請


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 【中部】北谷町、沖縄市、嘉手納町でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)の首長らは16日、米空軍嘉手納基地の第18航空団を訪れ、米オクラホマ州タルサ空軍基地所属のF16戦闘機を嘉手納基地に配備しないよう強く求めた。

 会長の野国昌春北谷町長は「州空軍から外来機が配備されるのはことしで3度目だ。負担軽減に逆行する」と抗議し、F16の訓練を展開しないよう求める要請文を手渡した。野国町長によると、要請を受けたジェームス・E・バス副司令官は「配備は太平洋軍の地域安全保障計画(TSP)に基づいて実施される。要請内容は伝える」と答えた。