残波岬で52キロのアーラミーバイ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
21日、残波岬で131センチ・52.4キロのアーラミーバイを釣った福永祥之さん

 北谷町在住の福永祥之さんは、20歳の頃からタマンやロウニンアジなどをメインに狙う大物釣り師。20日は友人がタマン狙いで残波岬に釣りに行くと連絡があったので、3人で正午ごろにポイントに到着。午後8時ごろから、冷凍ツムブリを1匹掛けて大物仕掛けを投げ込んだ。

 午前0時近くになって、餌を付け替えようと思っていたら、いきなりがまクエインパルス100号の竿(さお)が海面に向かって突っ込んだ。

 竿はロープを張って固定し、5分ほどで海面に浮かすことに成功。ライトに照らされたのは今まで見たことのない巨大なアーラミーバイ。ギャフを打つことに成功したのは良かったが、ここからが大変。海面から釣り座まで高さがあったので、3人がかりで2時間近くかけて引き上げた。さらに駐車場まで2時間かけて運んだ。これが131センチ、52キロのアーラミーバイ(ヤイトハタ)だった。

 19日、那覇一文字を会場にジャパンカップ磯沖縄大会が開催された。参加者50人を3ブロックに分け、ブロックごとにメジナ優先のフカセ対象魚5匹の総重量を競った。主な結果は次の通り。

▽1位渡嘉敷大輔、980グラムオキナメジナ・Aブロック1位
▽2位宮里季音、2.26キロフカセ対象魚5匹・Bブロック1位
▽3位島袋龍河、520グラムフカセ対象魚2匹・Cブロック1位
▽4位山城拓也、740グラム1匹・オキナメジナ・Aブロック2位

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

16日、与那原マリンタウンで28センチのチヌを釣った宮平正春さん
17日、具志頭海岸で30センチのイシミーバイを釣った大城空さん

19日、那覇一文字で980グラムオキナメジナ他4匹の魚を釣って優勝した渡嘉敷大輔さん
9日、伊是名沖で94.5センチ・10.48キロのイヌバーを釣った安慶名義秀さん

24日、伊是名沖で126センチ・37.1キロと他27キロのアーラミーバイを釣った照屋勝さん(第一盛丸)
19日、熱田海岸で131.4センチ・29.1キロのロウニンアジを釣ったはりよしモニターの宇根佑さん(珍福会)

21日、座間味島沖で98センチ・15.5キロのアーラミーバイを釣った小坂篤史さん10歳(座間味島一颯丸)
奥武島で110センチ・15.5キロのロウニンアジを釣った小森健太さん

16日、慶良間の磯で60センチ・3.12キロのトカジャー他を釣った石嶺大雅さん(中央)
24日、糸満沖でキビナゴ餌のフカセ釣りで94センチ・13.4キロのホシカイワリを釣った平仲恵太さん(セイブV)