4人合同米寿祝い 300人祝福 恩納村瀬良垣


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多くの村民の祝福を受ける米寿の4人=10日、恩納村瀬良垣区の交流会館

 【恩納】恩納村の瀬良垣区で初めてという合同の米寿祝いが10日、交流会館で開かれた。1928(昭和3)年生まれの4人は當山安昭さん(7月生まれ)大城堅盛さん(11月生まれ)大城春代さん(3月生まれ)當山徳次郎さん(12月生まれ)。会場は家族や親戚、友人、来賓の長浜善巳恩納村長、大城堅三村議らを含め約300人で埋まった。

 當山富行区長に先導された4人はしっかりした足取りで会場入り、大きな拍手が湧き起こった。4人とも今でも現役で農業に励む元気者。大城堅盛・春代さんは20歳の時に結婚したまれな長寿の同年夫婦だ。
 乾杯の音頭を取った親泊一元老人会長は「春代さんはパークゴルフの現役選手、堅盛さんは車の運転や草刈り機も自分で修理する」と話した。
 當山区長の「今回のトーカチ同様、次もここで4人の合同カジマヤー祝いをしましょう」とのあいさつに、当人たちは笑顔でうなずき、会場からも大きな拍手が送られた。舞台では村民有志の伝統の踊りや、コミカルな余興で楽しい米寿の祝宴となった。
(小山猛三郎通信員)