球児の夏、開幕 興南は明日初戦 <夏の甲子園> 


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開会式で行進する興南の禰覇盛太郎主将=6日、兵庫県の阪神甲子園球場(代表撮影)

 第104回全国高校野球選手権大会が6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。新型コロナの影響で規模が縮小された開会式で、入場行進は各校の主将だけに限られた。

 前回優勝校で先頭の智弁和歌山に続き、興南の禰覇盛太郎主将が沖縄大会の優勝旗を持って堂々と行進した。第3日の8日、第4試合(午後3時半開始予定)で市船橋(千葉)と戦う。横浜(神奈川)の玉城陽希主将が「高校野球の新たな歴史に名を刻めるように、全身全霊でプレーをし、最高の夏にすることを誓います」と選手宣誓した。49代表校による真夏の戦いが始まった。

(金良孝矢)


興南主将、堂々の行進 全員で一戦必勝

 開会式を終えた禰覇盛太郎主将の話 一人の行進でさみしいところはあったが、やはりリハーサルとは違う、沖縄大会とも違う雰囲気で入場行進ができた。憧れで夢でもある甲子園で、大勢の観客の前で堂々と行進ができた。あの中でプレーすることを考えるとやっぱり楽しみ。早く試合がしたい。チームの状態も上がっており、目の前の試合を一戦必勝で全員で勝ちを取りに行く。
 

甲子園球場で開幕した第104回全国高校野球選手権大会。新型コロナウイルス感染拡大予防のため各校の主将のみが参加した=6日