維新、沖縄県知事選は自主投票の方針


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 8月25日告示、9月11日投開票の県知事選で、日本維新の会は7日までに特定候補の推薦・公認はせず、自主投票とする方針を固めた。7日、同党の藤田文武幹事長らが那覇市内で記者団の取材に明らかにした。

 前衆院議員の下地幹郎氏について、県総支部は政策が近いことなどから支援を模索したが、党本部と協議の上、見送った。藤田氏は下地氏が党を除名された経緯に触れ「何らかの形で支援するというのは党としてできない」と述べた。

 維新は2018年の前回知事選で、前宜野湾市長の佐喜真淳氏を推薦していた。同氏は今回も立候補を表明しているが、維新への支援要請などはなかったという。
 (’22知事選取材班)