新城幸也3位、アジア最優秀選手 自転車ロードジャパン杯


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

 自転車ロードレースのジャパンカップは18日、栃木県宇都宮市森林公園周回コース(144・2キロ)で行われ、石垣市出身の新城幸也(日本ナショナルチーム)が3時間53分40秒でトップとタイム差なしの3位に入った。新城はアジア最優秀選手賞を獲得した。

 ◆応援が力になった
 新城幸也の話 初めてジャパンカップで表彰台に立てた。残り3周、2周になるにつれて自分の名前を呼ぶ応援が大きくなり、それが力になった。今回のコースは(台風18号の影響による変更で)平地が少なく、上り坂までのインターバル区間が短くなったので、周回を重ねる度に足への負担が大きくなった。残り3周から全体がペースアップしたので、自分も出来るだけ前に進んだ。ただ最後の(上り)坂のアタックはきつかった。スプリント勝負には自信があったが、最後は足がもたなかった(ゴール後、前輪のパンクに気がついた)。結果は3位だが、1位に越したことはない。また修行し、来年「宿題」を残したこの場所に戻りたい。(下野新聞社提供)