【中国時報】高齢健保補助70歳に 台北市、来年1月から


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 台北市は来年1月1日から、低所得高齢者に対する健康保険費の補助金支給をこれまでの65歳以上から70歳以上に引き上げることを決めた。これにより5年間で1億元(約3億7千万円)の経費節減となると見込んでいる。

 高齢者に対する健康保険費の補助は、月額749元(約2800円)までは無料。それを超えた場合は差額を支払うというもので、現在23万6千人が受給し、年間支給総額は17億8千万元(約66億円)に上っている。今回の引き上げで、受給者は8千人減少する。
 同市はことし、年間7億元(26億円)の敬老祝い金の支給も廃止しており、来年度は新たに12億元(約44億円)を計上し、高齢者のための福祉施設の建設や自宅介護制度の整備に当てることにしている。