青切りシークヮーサー 消費拡大へPR  本部で初出荷式


社会
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シークヮーサーにはさみを入れる(左から)渡具知武豊名護市長、宮城功光大宜味村長、平良武康本部町長ら=16日、本部町伊豆味

 県や北部地域の自治体などで構成する北部地区シークヮーサー生産・出荷・販売推進会議は16日、本部町伊豆味で「2022年度青切りシークヮーサー初出荷式」を開いた。本部町や大宜味村、名護市、JAおきなわ関係者らが消費拡大と販売促進を目指し、シークヮーサーをPRした。

 式典では平良武康本部町長ら3市町村長、JAおきなわ、生産関係者らがはさみ入れをした。平良町長は「世界ブランドとして成長させようじゃないか」と声を張り上げた。地元生産者の親川進さん(62)は「上等だ。酸味も甘みもある」と説明する。

 青切りシークヮサーは7月下旬から県内外に出荷している。22年度の北部地区のシークヮーサー生産について、県北部農林水産振興センターは、長雨や日照不足などの影響で、直近5年間の平均値の3411トンを下回る約3200トンになると予想している。
 (長嶺晃太朗)