「伝統の加工黒糖中心のチョコレートを作りたい」。今帰仁村で1975年から加工黒糖製造を手掛けてきた共栄社(與那勝治代表)は、長年培った加工黒糖の技術を生かし、3年の歳月を費やしてオリジナル商品を開発した。
商品名は「ブエナ・スェルテ」。同社で製造した加工黒糖を、スペイン産カカオマスでコーティングしたお菓子だ。「スペイン語で『幸運を祈る』という商品名の通り、食べた瞬間口の中でホロッと崩れて、心がホッと幸せになる風味。お酒のおつまみにもよく合う」と同社の浦良作営業本部長は胸を張る。
クラウドファンディングでは、商品の包材として使用するバガス(サトウキビを絞った残り)を利用した箱のデザイン料、包材費などの費用を募る。4千円から、同社の加工黒糖セットを応援購入できる。ブエナ・スェルテは今年10月の製造販売を予定している。
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県の優良県産品推奨事業「NEXT部門」の申請商品を紹介。琉球新報のクラウドファンディングYUIMAが一次審査となる。
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