<NEXT優良県産品エントリー商品>「瞬間冷凍車エビ」板馬養殖センター(南城市) 甘み強く、あめ色に輝く身


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板馬養殖センターの養殖車エビ

 「養殖車エビの生産量は沖縄県が日本一。私たちは車エビといえば沖縄、車エビといえば南城市という地位を確立していきたい」。南城市知念で車エビの養殖に取り組む板馬養殖センター(南城市、照喜名朗代表)の新垣奈菜取締役はこう話す。

 来年設立40周年を迎える同社。コロナ禍で一時は売り上げが前年比7割減まで落ち込む中、ECサイトの立ち上げ、会社敷地内への冷凍車エビの自販機の設置、生食用の瞬間冷凍車エビ商品の開発などの取り組みを行ってきた。

 プランクトンの豊富な海水を使って養殖された同社の車エビは甘みが強く、あめ色に輝く美しい見た目が特徴。「しかし他社との差別化ができていなかった」と新垣取締役。今回、ブランド化に向け、瞬間冷凍車エビのロゴとパッケージデザインをプロに依頼する費用を賄うため、クラウドファンディングに挑む。3500円から瞬間冷凍車エビの応援購入を受け付けている。

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 県の優良県産品推奨事業「NEXT部門」の申請商品を紹介。琉球新報のクラウドファンディングYUIMAが一次審査となる。
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