乳がん死ゼロへ検診を 早期発見訴え、ピンクリボン沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤
国際通りを練り歩きながら、乳がん検診の受診を呼び掛ける「ピンクリボン沖縄2015」の参加者ら=18日、那覇市の国際通り

 乳がんの1次検診が受けられる医療機関の紹介や、乳房の模型を使いながら触診の方法を学ぶコーナーがあり、参加者は早期発見の大切さを学んだ。後半は、参加者と運営スタッフが啓発のビラを配りながら同市松尾まで国際通りを練り歩いた。

 舞台ではクラウン・コトラさんやダンスユニット「CHU-ARA」などがパフォーマンスを繰り広げ、会場を盛り上げた。約500人が参加した。同実行委事務局は「タレントの北斗晶さんが乳がんで手術を受けたことを公表した影響か、例年以上に参加者が多かった。乳がんは早く見つかれば乗り越えられるので、定期的に検診を受けてほしい」と力を込めた。
 実行委は乳房のしこりや硬い部分、乳汁以外の分泌があれば乳腺外科など専門外来へ、症状がない場合は市町村実施の地域検診や人間ドックの乳がん検診受診を促している。