【速報・動画あり】那覇市長選、翁長雄治氏が出馬表明 「オール沖縄」の出馬要請受け「市と県の未来へ仕事を果たす」


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那覇市長選への出馬を表明する翁長雄治氏=24日午後、那覇市の県教職員共済会館八汐荘

 10月23日投開票の那覇市長選挙に向け、前県議の翁長雄治(たけはる)氏(35)が24日、那覇市内で記者会見を開き立候補を正式に表明した。玉城デニー県政、城間幹子市政を支える「オール沖縄」勢力が22日に出馬を要請していた。社大党副書記長の上原快佐(かいざ)那覇市議(42)も会見に同席し、翁長氏の県議辞職に伴う県議補欠選挙に出馬する考えを示した。

 雄治氏は故翁長雄志前知事(前那覇市長)の次男。会見で「(要請を受け)私が必要とされていること、政治の世界で5年間やってきたこと、これから目指す那覇市と沖縄県の未来を考えたときに、自分の仕事を果たし期待に応えたいというのが出馬を決めた理由だ」と説明した。

 オール沖縄勢力に対峙する市政野党の自民党は、24日夕の市長選候補者選考員会で候補者決定を目指す。知念覚副市長(58)が擁立される見通し。雄志氏の息子である雄治氏と、雄志氏の側近だった知念氏による異例の選挙戦となる公算が大きい。現職の城間幹子市長は、市長選でどちらの支援に回るかについて「知事選後に判断する」としている。

 雄治氏は1987年生まれ、那覇市出身。2017年の市議選で初当選。任期途中で20年の県議選に出馬、当選し現在1期目。

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