沖縄県議補選、3氏が名乗り 上原氏、平良氏、糸数氏 知事選と同日投開票


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(左から)上原快佐氏、平良朝敬氏、糸数未希氏

 9月11日投開票の沖縄県知事選と同日投開票の県議補選(那覇市・南部離島区、同2日告示)で、出馬の意向を表明する動きが相次いでいる。

 社大党副書記長で那覇市議の上原快佐(かいざ)氏(42)は24日に那覇市内で開いた記者会見で、那覇市長選に出馬するため県議を辞職した翁長雄治氏(35)の後継として、立候補する考えを表明した。玉城デニー県政を支える「オール沖縄」の立場で、無所属で出馬する。

 県内ホテル大手のかりゆしグループオーナー・平良朝敬氏(67)は同日、本紙取材に、補選へ出馬する意向を明らかにした。無所属で、玉城県政には野党的立場を取る。県政野党の自民から擁立の動きが見えないことから、自身が出馬する判断に至ったと説明した。

 NPO法人「にじのはしファンド」(那覇市)の代表理事・糸数未希氏(49)も24日、本紙取材に対し、補選に立候補すると表明した。糸数氏はオール沖縄会議共同代表の糸数慶子前参院議員(74)の長女。玉城県政には中立の立場を取り、無所属で立候補する。