下地幹郎氏のプロフィルと公約<沖縄県知事選>


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【基本姿勢】

辺野古の軟弱地盤は埋め立てない。既埋め立て地には、普天間のオスプレイ等航空機を移駐して普天間の危険を除去、県内の米軍訓練を鹿児島の無人島「馬毛島」へ移転することで沖縄の過重な基地負担を軽減する。

【新型コロナ】

(1)空港での全員PCR検査、(2)全県民に無料PCR検査、(3)陽性者の早期発見と陽性者療養施設の拡充で感染拡大防止、(4)米軍基地ゲートでPCR検査、(5)医療機関への支援充実で徹底的に感染拡大防止、経済回復させる。

【基地・安保】

防衛省が鹿児島県の無人島「馬毛島」に整備を進めている訓練施設へ、県内で行われている米軍訓練を移転。既に埋め立てられた場所には、普天間のオスプレイ等航空機を移駐。普天間の危険性を即時除去する。

【沖縄振興】

観光を核とした好循環経済創出のため、農林水産業と観光、伝統工芸と観光など全ての産業と観光をコラボすることで製造業とのベストミックスを図り、「2000万人観光客」と「観光産業波及効果4兆円」を実現する。

【経済・雇用】

土地用途の変更、建ぺい率・容積率の見直し、開発許可の審査期間短縮、防風林の見直し、農用地見直し等、大胆な規制緩和。社会資本整備に民間資金を活用するPFI方式の導入。県内企業最優先の沖縄ファースト。

【医療・福祉】

予防医療の徹底で、県民の健康づくりを支援。高齢者へタクシークーポンを支給して外出を促進し、元気をつくる。ひとり親世帯への支援を充実させる。ボランティアでの子ども食堂に対する経済支援。犬猫殺処分の廃止。

【子育て・教育】

(1)保育園から大学・専門学校までの授業料を無料化、(2)給食費を無料化、(3)学校での朝食提供、(4)18歳未満の医療費無料化、(5)スポーツ・文化活動で県代表としての県外遠征費補助、(6)塾・習い事などの月謝支援。

【環境】

沖縄電力の8割を占める石炭火力発電を、バイオ・水素発電へ変える。那覇から本部町までの鉄道を建設、浦添から与那原までのモノレール整備を行うことで、交通渋滞を解消する。このことで、CO2排出量を削減する。

【文化・スポーツ】

沖縄伝統文化の継承・発展のために、沖縄伝統文化機構を創設し、空手・琉球古典音楽・琉球舞踊・旗頭・エイサー・沖縄ロック・書道・茶道等の文化を世界に発信する。また、観光のコラボで伝統文化を振興していく。