「アロハイサイ オキナワ」が全国2位に 教室の枠越えた4人「全て出し切った」 高校フラダンサー大会


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団体の部準優勝に輝いた(右から)仲宗根優希さん、伊佐玲花さん、石川星さん、石川架恋さん、指導者の玉那覇清夏さん=24日、兵庫県の神戸文化ホール(提供)

 【中部】兵庫県の神戸文化ホールで24日に開かれた高校生フラダンサー全国大会「第2回ハイスクールフラコンペティション2022」の団体の部で、沖縄から出場した合同チーム「アロハイサイ オキナワ」が準優勝に輝いた。ハワイの自然の美しさを歌う曲「koali(コアリ)」に乗せ、自然に溶け込むようなイメージを表現した。メンバーは「優勝を目指していたので悔しいが、全てを出し切った」と晴れやかな表情を見せた。

 同大会は、フラの技術や美しさを競う国内最高峰レベルの大会で、フラの正確な普及を目的として昨年から始まった。

 メンバーは仲宗根優希さん(コザ高3年)、伊佐玲花さん(前原高3年)、石川架恋さん(北中城高3年)、石川星さん(球陽高3年)の4人。県内2カ所の別のフラ教室で学ぶが、教室の枠を越えて合同チームとして参加した。チームリーダーの伊佐さんは「コロナの影響で思うように練習できなかったが支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱい」と語った。同じくリーダーの石川架恋さんは「準優勝を誇りに思う。フラへの思いがより強まった」と話した。

(新垣若菜)