瀬底 正志郎 
沖縄県名護市の名護市民会館大ホールで８月２８日開催されたＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」のファン感謝祭終了後、ヒロイン比嘉暢子役の黒島結菜さんが報道陣の取材に応じた。黒島さんは、「ドラマを通じて沖縄ややんばるの魅力を伝えたい」と話し、暢子の成長する姿を最後まで「楽しみに見て」と呼び掛けた。
ーファン感謝祭を終えての感想を。
「こんなにたくさんの方に来ていただけて、すごいうれしかったし、元気になった。温かく迎えてくれて、楽しんでくれている雰囲気が伝わりうれしかった。（ドラマを）撮影したやんばるでイベントができて、これからもっともっと盛りあがっていくといいなと思った」
ー最終回まで残り１カ月だ。
「撮影ももうすぐ終わる。あまりまだ実感はないが、寂しい。こんなに長い間 同じチームでやる作品は他にない。始まりがあればと終わりもあるんだなと、しみじみ思い始めている。まだ実感はないし、まだ（撮影も）残っているので、最後までみんな健康で頑張って終わらせられたらいいなと思っている」
「暢子の成長を楽しみに見ていただけたら」
ーちむどんどんを通じて視聴者にどんなメッセージを伝えたいか。
「ご飯と家族が（作品の）テーマで、おいしいものって本当に人を幸せにすると私自身思っている。暢子はいろんな人の助けを借りて成長していて、そこに感謝もしていて。失敗もたくさんあったけど、そうやってゆっくり成長していく。人とのつながり、それこそありがとうとごめんなさいがちゃんと言えるかとか、このドラマを通し、日常の大切さを私も感じとったので、（視聴者も）それを感じてもらえたらいいなと思う」
ー今後の見どころは。
「私（暢子）が経営者になって新しいお店をオープンする。これから、いろんな壁にぶつかり、いろんな人の助けを借りながらも、暢子らしく成長していく。暢子が地元とのつながりをどのように見つけていくかが描かれているので、楽しみに見ていただけたらいいなと思う」
ー沖縄県民に向けてメッセージを。
「毎日楽しく見ていただいて、ありがとうございます。これからこのドラマを通して沖縄ややんばるの魅力を伝えて、沖縄がもっともっと発展していけるように、私自身も頑張ります。みなさんと一緒に、沖縄を盛り上げていけたらと思います」
