観光客409万人で最高 上半期、外国人が63・9%増


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県が20日に発表した2015年度上半期(4~9月)の入域観光客数は前年同期比9・7%増の409万3千人となり、過去最高を更新した。外国人客が63・9%増の88万800人と大幅に伸び、県は「10月にも14年度の年間入域観光客数98万人を超えるだろう」と予測した。増加要因として、海外航空路線の拡充や大型クルーズ船の寄港回数増加、円安の継続による国内外の旅行需要増などが影響したと分析している。

 国内客は台風の影響などで、0・6%増の321万2200人とほぼ前年並みとなった。県は15年度の入域観光客数目標を760万人(国内640万、海外120万)に設定している。
 一方、9月の入域観光客数は前年同月比10・0%増の72万4700人で、過去最高を更新した。前年を上回ったのは36カ月連続。
 国内客が2・9%増の57万5100人。東京方面が1・4%増の28万9千人、関西方面が6・9%増の12万6千人。
 外国人客が49・7%増の14万9600人。台湾が19・1%増の5万1200人、韓国が2・1倍の2万3700人、中国本土が2・7倍の3万3600人、香港が44・6%増の1万8800人。
英文へ→Record number of tourist visits to Okinawa in 2015 high season