泡盛やクラフトビール、日本酒…酒類1400種一堂に 3年ぶりに展示会、県内外120社出展 南島酒販


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県内外の酒造会社や酒販店約120社が出展した南島酒販主催の「2022年総合酒類展示会」=6日、ロワジールホテル那覇

 小売店や飲食店などの業者を対象にした南島酒販(西原町)主催の「2022年総合酒類展示会」が6日、那覇市のロワジールホテル那覇で開催された。県内外の酒造会社や酒販店約120社が出展し、県内からは泡盛やビールなど、県外からは日本酒やワインなどの酒類合計約1400種類が集まった。400人以上が来場し、参加者は試飲を通じて、商品の味や品質などを確認した。

 展示会は県内外のお酒の消費拡大が目的。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止が続いていたが、感染防止対策をとり、3年ぶりの開催となった。

 観光やリゾート地としての魅力の高い沖縄の市場をコロナ後の新しいチャンスと見て、県外メーカーは過去最多の出展だった。県内外の約10社が初出展した。アメリカ文化も根強いことから、クラフトビールや洋酒メーカーも多く目に付いた。

 南島酒販商品部の千葉雄大氏は「新しい商品との出会いの場を提供し、沖縄県からお酒業界を盛り上げていきたい」と話した。
 (屋嘉部長将)