高さ25メートルの煙突が…台風11号の強風で倒壊 多良間製糖工場


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台風11号の影響で倒壊した煙突=多良間村塩川(多良間村提供)

 【多良間】台風11号の強風で宮古製糖が操業する多良間製糖工場の煙突が倒壊した。台風11号は3日から4日にかけて沖縄県宮古島地方を通過した。

 多良間村によると煙突は高さ約25メートル、直径約90センチの金属製。上から約15メートルほどのつなぎ目が破損して折れた。人や建物への被害はない。

 工場は旧工場の老朽化に伴い、2018年に村が建設した。指定管理者として宮古製糖が操業している。

 今期は昨年12月から操業を始めて、今年6月に終えた。現在は整備期間中で、来期は12月から操業を予定している。村は操業に間に合うよう修繕を検討している。

(佐野真慈)