那覇―台湾 来月就航 スターラックス 28日から1日1往復


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 台湾の新興航空会社スターラックス航空(台北市)は12日、台湾・桃園―那覇、札幌・新千歳の2路線を10月28日に新規開設すると発表した。同社の日本路線は5路線に拡大する。同社は当初、2020年7月1日付で那覇―台湾路線を就航する計画だったが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け、就航時期を見送っていた。

 那覇路線は1日1往復(週7往復)を運航する。使用機材はエアバスA321neoで、座席数はビジネス8席、エコノミー180席の計188席。航空券は12日から販売している。

 同社の担当者は「沖縄と台湾は関わりが深く交流も盛んなため、新路線の需要は高い。機内ではおいしい食事やオリジナルフレグランスなど五感で楽しめる空間を提供していく」と述べた。

 スターラックスは現役の操縦士で、エバー航空で会長も務めた張國煒(チャン・クォウェイ)氏が18年5月に設立したフルサービス航空会社。
 (当銘千絵)