石垣市議会、与党が11議席で多数維持 野党は1減の8議席<統一地方選>


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 【石垣】定数22に対し29人が立候補した石垣市議選は与党11人、野党8人、中立3人が当選し、与党多数が継続することとなった。2月の市長選で4選を果たした中山義隆氏は、安定した市政運営が可能となった。

 選挙前の勢力は与党が13人、野党が9人だった。今選挙には与党12人、野党11人が立候補していた。与党は、今選挙では中立として出馬した2人を除いて、立候補した現職9人が全員当選した。引退した現職に代わる新人2人も当選し、選挙前の勢力を維持した。

 一方、野党は新人が1人当選したものの、現職3人が再選できず、勢力を一つ減らす結果となった。中立で当選した3人のうち2人は、改選前に与党として活動していた現職だ。中立の動きが、今後の市議会の動向を左右する可能性もある。
 (西銘研志郎)