南北の味覚コラボ 大阪で沖縄・北海道の物産展


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「どさんこしまんちゅフェスティバル」で、サーターアンダギーを買い求める客ら=14日、大阪市内のあべのハルカス近鉄本店

 【大阪】沖縄と北海道の特産品を集めた「どさんこしまんちゅフェスティバル」が14日から、大阪市内の百貨店・あべのハルカス近鉄本店で開かれている。オリオンビールとサッポロビールの飲み比べができるなど、南と北の味のコラボが楽しめるとあって、多くの買い物客でにぎわった。20日まで。

 沖縄と北海道の企業が協力して地方創生を目指す「どさんこしまんちゅプロジェクト」の一環で、物産展は全国でも初開催。沖縄から28事業者、北海道から26事業者が出店している。

 御菓子御殿は北海道産のトウモロコシとチーズを使用した「とうきびチーズタルト」を出品した。北海道の出品者からは、島トウガラシを原料にしたラー油を活用した担々麺を出すなど、コラボメニューも注目された。

 同プロジェクトの寺町誠志事務局長は「今回の物産展で結果を出して、全国各地で開催していきたい」と抱負を語った。