日本最南端を走る!石垣島マラソン1月15日開催 20回記念、名古屋ウイメンズ大会と提携


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大会同士の提携で調印した中山義隆市長(左)と北野耕示さん=15日、都内の銀座松竹スクエア

 【東京】日本最南端の市民マラソンとして定着する石垣島マラソン(市など主催、琉球新報社共催)が来年1月15日に開催される。石垣市の中山義隆市長らが15日、東京都内で会見し、20回の節目となる大会で名古屋ウィメンズマラソンと大会提携したと発表した。中山市長は「女性が参加したくなる魅力ある大会となることを目指し、連携していきたい」と提携の意義を話した。

 名古屋ウィメンズマラソンは2012年に始まった。女子マラソンとしては世界最大としてギネス世界記録にも登録されている。オリンピックや世界選手権のマラソン代表選手選考会としても開催されているという。

 同マラソンのレースディレクターの北野耕示さんは「提携を機に女性のランニングがさらに活性化できればと思う。良い関係を築いて互いに高めていきたい」と話した。

 石垣島マラソンのコースは平たんで走りやすく、名蔵湾など自然豊かな景勝地をめぐるのが魅力。女性の参加率が高いともされ、今回の提携で名古屋ウィメンズマラソンの運営ノウハウなども反映して、さらなる女性の参加機運を高める考えだ。大会に当たっては厳正なコロナ対策を講じて開催するという。
 (斎藤学)