沖縄発!科学で創造する持続可能な未来 OISTや琉球新報社、国連科学サミットでオンラインシンポ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 開催中の国連総会に合わせて開かれている第8回科学サミットで、沖縄発のシンポジウムが20日午後8時からオンラインで開かれる。「可能性を秘めた小さな島~パートナーシップを通じた沖縄のより良い未来の創造」をテーマに県内4氏が発言し、科学とパートナーシップを通じた持続可能な未来を考える。

 サミットには世界80以上のセッションが参加し、日本からは初。沖縄科学技術大学院大学(OIST)と琉球新報社が共同で企画・運営する。

 登壇者は瀬名波出氏(琉球大教授、リテックフロー代表)、オリガ・エリセーバ氏(OIST客員研究員、HerLifeLab代表)、花城良廣氏(沖縄美ら島財団理事長)、西田睦氏(琉球大学長)。島洋子氏(琉球新報編集局長)が司会を務める。

 科学技術を用いた雇用と産業の創出、医学分野での女性研究の遅れ、沖縄の世界遺産、世界自然遺産の保全と活用、検討が進む国立自然史博物館と幅広いテーマを扱う。詳細は国連総会科学サミットのホームページhttps://sciencesummitunga.com(英文)。